惜しまれつつ最終回を迎えてしまったTBSの日曜劇場「グランメゾン東京」。
木村拓哉さん、本当にカッコ良かったです!
そして、ライバル役の丹後や、悪役だった冨永愛さん演じるリンダなど、脇を固める俳優陣が最高だったドラマの最終回。
今回はドラマ「グランメゾン東京」最終回のあらすじネタバレと感想をまとめていきます。
グランメゾン最終回あらすじネタバレ!マグロ料理にこだわる尾花
ミシュランの審査がスタートするまであと二週間となったグランメゾン東京では三ツ星をゲットするために、相変わらずマグロ料理のメニュー作りをする尾花。
そんな中、なじみの寿司屋のカウンターで、マグロ料理の試作していました。
さすがの尾花、寿司屋の大将に
「あとでレシピ教えろ」
と言われるほどの出来栄えでしたが、尾花は納得がいかない様子でした。
ちなみに、寿司屋の大将役はドランクドラゴンの塚地武雅さんで、突然の登場にびっくりしました^^;
ライバル店gakuが窮地に!尾花にスカウトが?
気になるのが、丹後が去ったライバル店gakuですね。
新しく入ったスーシェフとなった結月(馬場徹)は、新星のグランメゾン東京に関しては「年寄りばっかじゃん」と言う感じでバカにした態度で眼中に無いよう。
それだけで、ゆづきの実力がわかりますね^^;
そんな中、グランメゾン東京に1本の電話が。なんと尾花のもとにフランスからとある電話がかかってきたのです。
なんと尾花が以前働いていたフランス料理店ランブロワージュからでした。
日本の東京に姉妹店を出すからシェフをやらないかという打診でした。
しかし、尾花はこの話を断ると断言しました。さすが・・・尾花かっこいい!
そんな中、ミシュラン審査スタートまであと10日になります。
グランメゾン東京の面々も新メニューの開発で焦りがでてきました。
他の面々が「ウニのパンペルデュ」「温かい手長エビのスープ」と続々とミシュランに向けてのメニューを完成させていくなか、、魚料理のマグロだけは難航していました。「そんなに簡単じゃない」と強気の尾花。
そんな、マグロにばかりに時間をかけている尾花に苦言を呈する倫子。
すると尾花は
「祥平お前がスーシェフやれ、おれはマグロに集中する!」
と更に倫子の不安をあおる一言。
尾花は
「マグロを出せば三ツ星の壁を破れる!」
しかし間に合わないことを心配する倫子。
すると尾花は
「じゃああんたも魚料理準備すればいいだろ?シェフなんだから」
すると倫子も「わかった」と魚料理を作ることにします。
尾花と倫子の2人はミシュラン向けの魚料理をそれぞれ考案する事に。
そして、倫子が挑戦する料理はハタ!
とうとうミシュラン審査開始まであと7日になっています。
ライバルでのgakuでは大事件が発生します。
スーシェフの結月の傍若無人なやり方に耐えられないシェフたちが、ボイコットしてしまい、営業停止状態に。
江藤は外出していて、そのことを知らず、戻って驚きます。
「みんないい加減だ。契約と違うから辞めます」と言い、店をめちゃめちゃにした挙句勝手にお店を辞める最初から最後まで感じの悪いゆづきシェフでした。
丹後がかっこよすぎる!
結月は店を去って、茫然とする江藤。
まあ、自業自得ですよね。ずっとgakuを支えてきた丹後を切り捨てたのは江藤です。
結月が勝手に飲んでいたワインを床に投げつけようとしつつも
「一番高いワインやないか」
と言って、怒って悲しそうに栓をする江藤でした^^;
江藤・・・もうどん底ですね。
そんな江藤の前に、ある男が現れます。
もしかし・・・そう現れたのはなんと丹後。
「笑いにきたんか?」と悪態をつく江藤。
そんな江藤に
「どん底の気持ちはよくわかる。今度は俺が救ってやる」と言う丹後。
丹後はどん底に陥った時に、江藤に拾ってもらった恩もあったんですね。
江藤・・・丹後が良い人すぎてラッキーです。
ずっと嫌な奴だった(笑)柿谷が辞めた皆をお店に呼び戻して、丹後を中心にgakuは復活し、再びミシュランに向けて奮闘します
江藤も改心して(笑)ミシュランのために、皆に協力します。
丹後はミシュランの三ツ星ゲットの料理のために「天然の和ぜり」を仕入れて欲しいと江藤に頼みます。江藤は快諾します。
倫子の魚料理に尾花の反応は?
グランメゾン東京では魚料理作りも大詰めに。
デザート作りに行き詰まる萌絵もどうにか、尾花の助けを受けて、平古の恋人の美優のアドバイスを受けたことで、完璧なスイーツを完成させます。
さすが金持ちのお嬢様。素晴らしい舌を持っていたんですね。それを見抜いた尾花もすごいです。
そして完成した肉料理「タルトブーダン」。
ジビエ料理の素材を卸している峰岸(石丸幹二)も肉料理を絶賛します。
そして最高級の「和ぜり」も持ってきてくれた峰岸。
gakuの江藤、峰岸に接触。なにか悪いことをたくらんでる!?と思ったら和ぜりを卸してうれるように依頼します。しかし・・・もちろん玉砕。あれだけ尾花たちが苦労した峰岸を簡単に落とせる訳ないですよね^^;
そしてとうとう、ミシュラン審査開始まであと3日になります。
ついに、「ハタのロティ」を遂に完成させた倫子。
試食すると、お店のみんなは大絶賛します。
「皮目の歯ごたえ、アンチョビのうまみ全部が凄く力強い」
「意識吹っ飛ばされるような迫力がある!」
「倫子さん、あんたすごい料理人です」
平古、相沢、京野が心から評価します。
そんな中、尾花は無言で料理を食べ、、、、なんと密かに目に涙を浮かべ笑みがこぼれます。もちろんそんな様子に気づかない倫子。
尾花の表情はすぐに戻り。
フォークを皿におきます。
「マグロやるわ。この魚料理で三ツ星取れると思う?」
「分かんない」
「じゃあ変わりにはっきり言ってやる。そのハタの料理じゃ三ツ星は無理だ。一つ星と二つ星の審査のときはハタでいいけど、三ツ星のときにはマグロでいく。それまでには完成させる」
そして、ここにきて問題が。
ミシュランの発表まであとわずかにもかかわらず、京野がミシュランの審査員らしきゲストの予約が入っていない事を言います。
どう考えても、リンダの仕業ですね^^;
どんなに頑張っても、お店に調査員が来ないと、始まりません。
尾花がリンダに直談判!冨永愛の演技に鳥肌
そこで、すぐに行動した尾花。
リンダは、プロです。プロなのに、自分のプライベートな思いを、評価に持ちだすなんてと批判。
そして「認めてもらえるフルコースを出すから」と店に再び来るように懇願します。
その思いが通じて、後日、リンダは店に現れ料理を堪能します。
リンダの表情が変わります。
リンダの目からは一筋の涙が流れます。
リンダはついにグランメゾン東京の料理を認めました。
この時の冨永愛さんの演技素晴らしかったですね~。
言葉すくなに、表情だけで伝わってくる感動シーンでした。
そして、リンダが妨害を辞めたことから、早速グランメゾン東京にはミシュラン調査員らしき予約が入ります。気合いを入れるグランメゾン東京の面々でした。
そして、江藤は峰岸から、ついに和セリを獲得。
同じようにgakuにもミシュランの調査員が現れ、gakuは三ツ星獲得の発表を待つまでとなりました。
グランメゾン東京では、尾花がやっと直前でマグロ料理を完成させます。
皆が試食をすると、その味を絶賛します。
三ツ星審査はマグロ料理でいく流れに。
しかし・・倫子は何か思うところがある様子でした。そして、ついに三ツ星調査員がグランメゾン東京に来る日を迎えます。
またしても丹後がかっこいい!三ツ星は獲得の結末は!?
ついに、ミシュランの調査員がグランメゾン東京に来る日がやってきました。
ありがちですが・・・トラブル発生!
なんと峰岸の車が渋滞にはまってしまい、ミシュラン料理に欠かせない和セリが届かないかもしれないトラブルが発生します。
あらゆる手を尽くしましたが、手に入れることができず・・・。
皆途方にくれます。
そんな中グランメゾン東京に現れたのは、和セリを手に持ってきた丹後でした。
でもなぜ丹後が!?
なんと峰岸にgakuへ和セリを卸すように説得したのは、尾花だったのです。
「丹後シェフは信頼できる料理人だから」
尾花はこう言って峰岸を説得。この話を聞いた丹後は、
「借りは返した、これで心置きなくこの店を潰せる」
と言い、スマートに帰っていきます。
ってなに!?丹後、最終回超かっこい!!!!
もともと、卑怯な手を使うことなく、かっこよかった丹後ですが、最終回では、素敵すぎました。
無事に、グランメゾン東京ではミシュラン調査員に次々とメニューが出されていきます。としてメインの魚料理に。
尾花がマグロ料理にとりかかろうとしたその時
倫子が突然驚きの発言をします。
「ごめん、やっぱりマグロ止めよう。私のハタを出す」
「あんたの料理が俺の料理を超えるって言うのか?」と尾花が言うも「私の料理で勝負する」と倫子ははっきりと言います。
すると尾花はエプロンを取り
「好きにしろ、俺はもうこの店の人間じゃない」
と店をでていきます。
え!?なんか尾花・・・ちょっと大人げない。しかし・・・これは本音じゃないことは後にわかります。
そして無事に倫子の料理を出すことができました。
あとは三ツ星の審査を待つだけです。
翌朝、倫子の家には「新しい店に行く」という尾花からの書置きがありました。
そして・・・グランメゾン東京では、平古が尾花に呼び出されていました。何か話をしたようですが、一体何なのでしょうか?
そして、遂にミシュラン掲載店の発表の日がやってきます。
会場に集まる、グランメゾン東京、gakuのスタッフたち。
もちろん・・・尾花の姿はありません(>_<)寂しすぎる。
ってかこういう会場で発表があるなんて、知らなかった^^;
一つ星、二つ星が読み上げられる中、グランメゾン東京、gakuの名前は出てきません。
ここで倫子は弱気発言
「やっぱり尾花さんのマグロ出しておいた方が良かったのかな・・・」
相沢と京野は
「倫子さんのハタは美味しかった。それを誰よりも分かっていたのは尾花だ!」
といいます。やはり、長い付き合いの2人には、尾花のことはお見通しですね。
そして平古も驚きの発言。尾花に呼び出されて言われたことは
「これから(早見倫子も)俺と同じようなプレッシャーを味わうだろう。厨房に相棒が必要だ。頼むな祥平!」
そして三ツ星には、自分の存在が邪魔だと思ったんですね。
尾花は倫子に三ツ星獲得に向けて自信を持たせるためにあえて突き放したんです。
最初からグランメゾン東京を去る決意をしていたのですね。
やっぱりキムタク!!!いや、尾花本当にかっこいい!!!
そしてついに三ツ星発表です。
今回三ツ星を獲得して、13店のうち初めて星を獲得するのは1店舗だけ!
と言うことわ・・・グランメゾン東京なのか?それともgaku?
尾花も会場の外で皆にばれないように、結果を聞いています。
そしてついに、画面に映し出された店の名前は・・・
「グランメゾン東京 早見倫子」
グランメゾン東京は三ツ星を獲得する事ができました。
これは・・・泣きました(>_<)勝手に一緒に私も(笑)
グランメゾン東京のメンバー達も大喜び。
尾花も会場の外で1人涙しながら、ほほ笑み「届いた!」とつぶやきます。
壇上で挨拶をした倫子。
「三ツ星の名に恥じないよう正しく料理に向き合っていきます。そしてわたしの尊敬する料理人尾花夏樹に負けないようにこれからも努力し続けます!本当にありがとうございました」
檀上で、倫子は拍手をしてガッツポーズを見せる尾花の姿を見つけます。
そして、思わず尾花に駆けよって抱きつきます。
泣けますね~(>_<)
尾花も、そんな倫子を抱きしめ返します。これは、愛情や友情などを超越した感情であると思います。
「ハタのロティ死ぬほど美味しかった」
尾花はそう言い残し、倫子の背中を押して去っていきました。
どこまでもかっこよすぎる尾花でした。
グランメゾン東京最終回で三ツ星獲得の後の終わり方は?
後日、相沢はフランスに戻り、妻と娘と無事再会します。
ちょっと寂しいですが、相沢が幸せになれて良かったです。
ライバル店gakuでは改めて三ツ星を狙うとやる気を出している江藤と丹後。
「ひとつだけ御願いが、そのエセ関西弁やめてもらえないでしょうか?」と丹後(笑)
やっぱり丹後も気になっていたんですね。
でも江藤は、エセ関西弁をやめるつもりは無いようでした^^;
グランメゾン東京では、尾花が去った後、スーシェフになった平古。
そんなある日、倫子はおしゃれをして、尾花が働き出した店へ訪問。
気合いを入れておしゃれした倫子。
名店「ランブロワージュ」の姉妹店のつもりだったのに、なんと尾花の師匠の洋食店でした。
師匠が世界一周旅行に行く間店を手伝っているという尾花。名店に行かないところが尾花らしいですね。
倫子「これからどうするの?」・・
尾花「最初言わなかったっけ?二人で世界一のグランメゾン作ろうって」
尾花「俺たちでさ、世界中の星かっさらうってのはどう?」
倫子「つまり海外にグランメゾン東京の姉妹店を出すって事?」
尾花夏樹と早見倫子の野望はまだまだ続きそう♪そして続編もありそうなラストでハッピーエンドで終了しました。