ドラマ「探偵・由利麟太郎」は、5週連続で放送される吉川晃司さん主演のドラマです。
吉川晃司さんは、この作品が地上デジタルドラマ初主演作品という事になりますが、今回由利麟太郎の助手を務めるのは、可愛い俳優として人気の志尊淳さんです。
メインテーマも、エンディングテーマも吉川晃司さんが手がけられています。
今回は、6月16日に放送が開始されたドラマ「探偵・由利麟太郎」第1話のあらすじ感想をご紹介していきたいと思います。
原作と内容と大幅に違うので、原作ファンも違った意味で楽しめると思います!
探偵由利麟太郎あらすじ感想①由利麟太郎とは?
由利麟太郎(吉川晃司)は、長く警視庁捜査一課課長の経歴があり、現在では警察に依頼されて事件の捜査を行う事もあります。
しかし、現在の本職は犯罪心理学者です。
拠点にしているのは、幼い頃から過ごしている京都ですが、由利は少しでも違和感がある事は絶対に最後まで調べつくします。
そして、由利の助手を務めている三津木(志尊淳)の元に花髑髏という人物から由利宛に挑戦状が届きます。
早速、由利の元へ急ぐ三津木でしたが、内容に興味を持った由利は早速事件の捜査に動き出しました。
指定された場所に着いてみると、本当に墓地という訳ではなく、いらなくなったものを集めてくる廃品回収所でした。
由利が、やってきた後に搬入された冷凍庫の中に女性がケガした状態で発見されました。
中でケガをしていたのは、遺伝子研究社として知られている日下瑛造氏の養女・日下瑠璃子(新川優愛)でした。
何故、全身を縛られて血を流した状態で見つかったのかは定かではありませんが、由利は早速、日下家に向かいました。
2階のある部屋に向かうと、ベッドの上に血の付いた洋服のようなものが見つかりました。
由利はこれだけの血を吸っていれば、失血死していても問題はないと言います。
探偵由利麟太郎あらすじ感想②第2の事件
日下の家を捜索していると、大きな声が聞こえてきました。
部屋に行ってみると、日下瑛造氏(中村育二)が血を流して亡くなっており、遺体の傍には髑髏が血に濡れて置いてありました。
それと、同時に八十川藤吉郎という人の名前が貼られた瓶もおいてありました。
瑛造には、瑠璃子の他に息子・瑛一(長田成哉)が一人いましたが、現在では一緒に暮らしておらずここ一年間友達の家を転々としています。
そんな兄が、事件の起こった日に突然家に帰ってきたのです。
しかし、瑛造とまた喧嘩になり家を出てしまいました。
その理由は、瑠璃子と結婚したいと願っていたが受け入れてもらえなかったので喧嘩になったと思われていました。
瑛一の話が一通り終わると由利は藤吉郎というのは誰なのかを聞き始めました。
20年ほど前に、瑛造と湯浅(佐土井けん太)は遺伝子研究を行っていました。
遺伝子に緒音波を加えると遺伝病の多くを発症前に治療するという研究テーマで研究を行っていました。
動物実験までは、順調に実験が行われていましたが、事件が突然起こり始めます。
しかし、この実験には一つだけ問題がありました。
神経伝達物質であるドーパミンとセロトニンでした。
ドーパミンは、衝動を起こすアクセルになり、セロトニンは衝動などを抑える効果が認められていました。
よって、セロトニンの数値が下がれば人間は攻撃的になってしまうのです。
暴力衝動を起こさないような研究を行っている時に、二人の研究者の前に凶悪犯が現れます。
その人物こそが八十川藤吉本人でした。
人体実験を行っていると人体実験の最後は、実験がうまくいかず八十川のセロトニンレベルが上がらず精神的にも本人が病んでしまいました。
その結果、八十川は自分の手で自分の首を折り亡くなったのです。
遺体は、内密に引き取りこの実験が明るみにならないように隠ぺいしました。
探偵由利麟太郎あらすじ感想③事件の真相
事件を調べていくと、日下の家にはもう一人子供がいましたが、引きこもりになっていると思われていました。
しかし、本当は瑠璃子が運ばれてきた廃品回収所で過ごしていたのです。
最後にはプレス圧縮機に自ら入り自殺したものと思われていましたが、そうではないと由利は考えていました。
雑誌などの情報には左右されずに、自分の意見で動き自分が信じる物しか由利は受け入れる事はしません。
事件の真相は、こうです。
養女だと思われていた瑠璃子の本当の名前は「アキラ」といい、瑛造が殺害した八十川の娘だったのです。
瑠璃子は、襲われたのに犯人のはずがないと三津木は言いましたが、出血ししない場所をきちんと見定めて彼女は自分の体にナイフを突き刺したのです。
そして、亡くなったと思われていたもう一人の子供が実は瑠璃子と瑛造の息子だという事も判明しました。
そして、瑠璃子が復讐の最後に殺害しようとしているのは瑛一です。
想い出の場所で全てを終わりにしようとしていました。
息子を守る為でもあります。
息子の事を守り、これ以上傷つけられる事からちゃんと守ったのです。
もう二度と傷つけられる事が無いと分かると瑠璃子は安心したのか、息子の安全が守られるならそれでよかったのです。
本当の親の愛です。
探偵由利麟太郎の今後の予想とまとめ
原作作品がある探偵由利麟太郎ですが、原作者はあの金田一耕助を生み出した横溝正史さんです。
クオリティもさることながら、世界観が本当に作品の中に引き込まれてしまうような世界観をしっかり持っています。
まだ、どんな展開が隠されているのかは分かりませんが、三津木がどうして由利の助手になったのかなども気になってきます。
由利は、警視庁捜査一課の刑事だったのにも関わらず、どうして辞めて探偵になったのかその点もこのドラマの中で明らかになっていくのかなど、まだまだ面白くなりそうな作品です。
5夜連続ではなく、5週連続なのでお間違いのないように気を付けてください!
今回は、ドラマ「探偵・由利麟太郎」第1話のあらすじと感想についてご紹介しました。